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第4章 切り裂かれた女児水着（タンキニ）

話は、それから３日後の８月23日のことであった。

ところ変わって、東鳥生町のショッケンの工場にて…

工場長室にいる和樹のもとに電話がかかってきた。

プレミアムフライデーにあたる８月27日に、フジグランの中にあるボーリング場で開催されるボーリング大会のことで富田新港のキューデン本社から電話がかかってきた。

この時に、キューデン本社の女性従業員さんたち20人と結婚を希望している工場の男性従業員さんたち20人によるお見合いボーリング大会をあわせて行うのでいかがでしょうか…と言う話があった。

しかし、和樹は受話器ごしにいる人が話している時に『拒否します』と言うてさえぎった。

受話器ごしにいる人は、ものすごく困った声で『なんで拒否するのですか？』と言うたので、和樹は怒った声で言うた。

｢拒否すると言うたら拒否する!!キューデン本社はゼーゾーの人間をグロウする気か!?うんと前にお見合いイベントした時に、本社のＯＬさんがひとりもこんかった…やかましいだまれ!!キューデン本社のＯＬたちはゼーゾーの人間はイヤやと言うた!!…キューデン本社のせいで、ゼーゾーの従業員さんたちが働く意欲をなくしたんや!!どうしてくれるのだ!?…だまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれだまれキューデン本社!!…キューデン本社のせいで愛媛県の結婚支援センターからダッタイした!!…今回の問題は、キューデン本社のクソバカどもで始末せえ!!分かったかクソバカキューデン本社!!｣

（ガチャーン!!）

和樹は、電話をガチャーンと切ったあと両手で頭をかきむしりながらイライラした。

キューデン本社のせいで、セーゾーの従業員さんたちが働く意欲をなくした…

ほやけん、愛媛県の結婚支援センターからダッタイした…

今回の問題の非は、全部キューデン本社の人間にあるんや!!

ふざけるな!!