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オッドアイの青年
第18章 あみとあゆみ
事の顛末を話しあゆみが次に進むまでの間だけ横に居て欲しい事を告げると…

翔「クス…俺一応彼女居るから…結婚まで考えてる相手だからさ?完璧割り切りなら…しばらく助けてやるよ…」

そう聞いて何度も頷きお礼を言いいつも通りに食事とSEXに溺れて翔のメールアドレスを登録して公平の方は削除した…

事が終わった後帰りに公平に電話して経緯を説明したら…

公平「悪いな…面倒押し付けて…まぁ恵との関係に割り込むような女じゃねーと思うから…」

そう言ってクスクス笑って電話を切ってしまった…

翔「はぁ…全く…ハーレムなんて羨ましいのに…全く執着してねーな…」

残ったあみをどうするのかわからないが多分切り捨てだろうと思って後始末を押し付けて来ない事を願って部屋に帰る…

公平は自ら望んで抱くことがない女との関係を1人を残して全て断ち切った…

冬休みは存分に自身の事に集中出来ると日本の大学のように甘くない向こうの大学で遅れを取る事がないよう先取りして勉強をする…

性欲はそうした時には全く湧かない身体らしくオナニーもしない…健全な大学生とは言えないと苦笑いして夕食をどうするか思案しながら参考書を閉じて冷蔵庫を開けて物色する…

年末の31日夜になってコートを来て待ち合わせの場所まで歩いているとあみから年明けのお祝いメールといつものメールが来たがその返信に予定通りの内容と翔のアドレスを記載し送信した…

皆で集まって初詣を済ませてそのままカラオケなど明け方まで騒ぎ多少酒の入った身体をベットに投げ出し昼過ぎまで寝て…普段と変わらない生活を淡々と過ごし出国2日前に全ての荷物など向こうに送り残して行く物を不動産屋に始末をお願いした部屋に残っているのはベットと冷蔵庫、レンジと着替えの入ったバックだけになった…

携帯も翌日には解約されて公平は部屋を出て空港近くのホテルで日本最後の夜を過ごす…

バックにはパスポートと財布…着替えだけの身軽な物でとても海外に出国するようには見えない…

出国当日も両親が海外にいる事で出国手続きには慣れている…

パスポートを持ってゲートをくぐって飛行機の指定席に座り公平は日本から飛び立つ…

その数時間前…公平の携帯が解約されている事にいち早く気が付いた翔はマンションに行くと既に空室になっていた…
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