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親友のカレ
第1章  親友のカレ
 


あなたは私のものじゃないって
分かっているのに、好きになる。




「…おいで」


あなたの声が、名前を呼ぶ。
あなたの指が、肌を這う。

たったそれだけで
ジリジリと火照る私の身体。


『っ…はぁ…。…んんっ…』


律動に合わせて
自然と漏れる甘い吐息を
彼の唇が呑み込む。


『っ…ふ…。…んぅ…っ…』


口内に差し込まれた舌を
一生懸命に追いかけると
どちらのものか分からない唾液が
唇の端から零れ落ちる。


「…気持ちいい?」


甘く歪む私の表情を
薄らと開いた瞳で見つめながら
掠れた声で囁かれる言葉。

頷いただけでは満足しない彼は
私の濡れた唇を指先でなぞりながら
その言葉を催促する。


「…教えて」


"この人の全てが欲しい"

"私だけのものになればいいのに"

行為の回数が増えるたびに
真っ黒な欲望がふつふつと湧き上がる。


『…気持ち…いい…』


私は…

あなたの腕に抱かれる
この時間だけは 自分に素直になれる。


「…俺も、気持ちいいよ」


あぁ、このまま…

時が止まればいいのに──。


 
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