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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
第1章 三回目の交尾報告前編
 第一章 三回目の交尾報告前編


 時計の針が正午を指そうとしていたちょうどそのとき、ガレージの解錠を告げるブザーがリビングに鳴り響き、同時にモニターがONになって私の車の隣に見慣れた車が滑り込んでくるのが映し出された。


 真っ先に胸に去来したのは安堵だった。


 それも二種類の無事に対しての。一つはもちろん交通事故を含むあらゆる危険を回避しての帰宅の無事に、そしてもう一つは、(こちらのほうが圧倒的に大きな比重を占めているのだが)、ちゃんと私の元へと帰宅してくれたことへの無事に対してで、私はホッと胸を撫で下ろすと同時に小躍りしたくなるほどの悦びに内心沸いた。


 程なく、玄関の扉が向こうから開いた。


「ただいま」


 小さな声だった。一歩入るなり、妻は麗しさと幼さが同居したような小さな顔にちょっとはにかんだような笑みを浮かべたが、すぐにその白い頬を恥じらいの色に染まらせて、私の視線を避けるように下を向いた。


 その姿はあたかも初めてのデートから帰宅した瞬間、運悪く父親とばったり対面した思春期の娘みたいにバツが悪そうに縮こまり、とても三十二歳のしかも交尾直後の色香漂う女には見えなかった。


「おかえり」


 そう応えながらもそんなどこかまだ幼さの残る妻の顔を、そして仕草を、まるで獲物を狙うライオンのごとく、ピタリと照準を当てた眼差しで貫きながら私は考えていた。


 やっぱり妻は、少女のほうが似合っているのだろうか、それともたったいま脇田の元から帰ってきたばかりだからことさらそう強く感じられるのだろうか。


 それにしてもこの一瞬の気まずいような照れ臭いような空気は、おそらく今後幾度回数を重ねたところで変わるものでもなさそうだ。


 それともこれがまだ僅かに三回目のことだからなのだろうか。七回目あるいは八回目辺りともなると、案外玄関に足を踏み入れるなりスカートを腰までたくし上げ、自らスキャンティーを膝まで擦り下げて私に向かって尻を突き出し、時折見せるあの娼婦のような淫猥な目つきでいきなりの交尾を求めてきたりするのだろうか。


 それはそれでまたいいだろうし、いまのように羞恥と慙愧に苛まれ、どうにもならない胸の高まりと股間の疼きを押し殺しながら、私の視線から逃れようと耐え忍んでいる姿もまた私にはいじらしい。
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