この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
不誠実なカラダ
第4章 愛されたい それよりも
車はそのまま、ホテルへと向かって行く。
「部長、停めて下さい!」
私は車のハンドルを掴んで、車を急停車させた。
「危ないだろ!」
「このまま、部長に抱かれる方が、危険です!」
知らない間に、涙が出ていた。
「高杉……」
「ごめんなさい。私、気づいたんです。」
そうだ。
私は、約束違反をした。
「ただ、抱かれるだけじゃ嫌なんです。」
「えっ……」
「部長には、私の心も一緒に、抱いて欲しいんです。」
私と部長は、見つめ合った。
「本当にごめんなさい。私の方から、体だけの関係を迫ったのに。」
私はシートベルトを外した。
「今までの事は、全部忘れて下さい。」
助手席のドアを開け、車の外に出ようとした。
その時だった。
部長に、後ろから抱きしめられた。
「忘れられる訳、ないだろう。」
胸が苦しくなった。
「部長、停めて下さい!」
私は車のハンドルを掴んで、車を急停車させた。
「危ないだろ!」
「このまま、部長に抱かれる方が、危険です!」
知らない間に、涙が出ていた。
「高杉……」
「ごめんなさい。私、気づいたんです。」
そうだ。
私は、約束違反をした。
「ただ、抱かれるだけじゃ嫌なんです。」
「えっ……」
「部長には、私の心も一緒に、抱いて欲しいんです。」
私と部長は、見つめ合った。
「本当にごめんなさい。私の方から、体だけの関係を迫ったのに。」
私はシートベルトを外した。
「今までの事は、全部忘れて下さい。」
助手席のドアを開け、車の外に出ようとした。
その時だった。
部長に、後ろから抱きしめられた。
「忘れられる訳、ないだろう。」
胸が苦しくなった。