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フレックスタイム
第8章 ようやく披露宴
基礎体温も測ってて、
避妊もしないで、
たくさん愛し合ってるけど…

なかなかコウノトリはやってこなかった。

でも、天からの授かり物だからと、
翔吾さんも私も呑気にしていた。


年末年始は、
新婚旅行の代わりに温泉のあるスキー場に出掛けた。


翔吾さんはガンガン滑ってる中、
私はケンと2人、
初心者向けのマンツーマンのスキーレッスンを受けていた。


「若いインストラクター、
百合のこと、嫌らしい目で見てないか?」と心配して途中見に来て、
牽制していたのが、
子供っぽくて笑ってしまった。


お部屋にも温泉がひいてあったので、
のんびり温泉も楽しめて、
夜は疲れ切って眠ってしまう。

これでは、ロマンティックな夜は過ごせなかった。


その代わりにと、
ケンをお母様に預けて、
2泊だけ、2人きりでホテルのスイートルームで過ごさせて貰った。


クリスマスも仕事だったので、
新春の雅な雰囲気のホテルで、
2人きりで美味しいディナーを楽しみ、
バーで飲んだ後、
夜景が美しい部屋で愛し合った。


灯りを消して、
窓に向かって手をついて、
後ろから挿れられると、
外から誰かに見られてしまう気がして、
恥ずかしさに震えてしまった。

でも、手をピンで留められている標本の蝶のように、
ガラスに映る2人の顔を観ながら攻め立てられて、
同時に果ててしまった。

ベッドや広いバスルームでも何度も愛し合って、
幸せな気持ちで過ごした。



翌朝も、朝から愛し合って、
ルームサービスで朝食をいただいた後も、
ソファで抱き合った。

「清掃不要」のカードをドアに吊るして、
昼食も取らずに愛し合っては、ウトウト眠ってしまった。

2日目の夕食は、ルームサービスをお願いして、
食事をして、
一緒にお風呂に入り、
その中でもまた、お互いを求め合った。


私も翔吾さんも、
驚くほどタフで、何度も何度も果ててしまっては、
またお互いを貪りあった。

身体中が溶けてなくなるかと思うほど、
翻弄されてしまった。

それは翔吾さんも同じようだった。

「百合の奴隷になった気分だよ?」と、
少しやつれた顔で翔吾さんは笑った。


ゆっくりチェックアウトして、
手土産にケーキを買って帰宅した。


お母様が私の顔を見て、
「そろそろかしら?」と謎めいたことを言って笑った。


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