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フレックスタイム
第10章 時短の女
流石に秘書室長をしていただけあって、
伊藤さんも決断と手配が早くて、
本当に翌日には引越ししてくれたようだった。


元々、病院も会社の近くにある、
私もお世話になっていた処だったので、
その点も安心だった。


池田さんには、
体調を見ながら時短勤務をするように伝えて貰って、
私も月曜日から復帰した。




最初の定例の役員会で、
復帰の挨拶に続いて、
「提案がありますので、本日は15分ほどわたくしにお時間をいただけますか?」と言って、
パワポの資料をプロジェクターで映しながら新規のプロジェクトの概要を説明した。


「おかえり」と笑って、
のんびりした役員会のつもりでいた皆様は、
目を丸くしつつ、
説明に聞き入っていた。


概要を伝えた後、
別途、今週中に改めて会議を招集させて頂くことを伝えた。



役員会が終わると、
皆さんが、
「復帰早々、凄いな」とか、
「これ、社長のプランなんですか?」とか言っていた。

好意的な声も多かったので、
少しホッとした。
本番の会議用の資料をもう少しブラッシュアップしようと思うと、
楽しくなってきた。



そして、プロジェクトについては、
役員全員の承認を受けて、
翌週からスタートすることも決まった。


私は秘書室長兼任で、
新しい準備室の室長もすることになった。


絶対にやりきる!
そう思って意気揚々とした気持ちだった。

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