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フレックスタイム
第11章 フレックスタイム
新しいミッション。
新しい部署を作る。
それが、私のやりたい事。
そうして始めたのが、
小さい子供が居ても、
或いは親の介護があっても、
仕事が出来る環境作りだった。
一気には出来ないので、
まずは、小さい子供が居ても…という方から取り組むことにした。
会社は、比較的年齢層が低く、
平均年齢は30代半ば。
そして、男女比率は、ほぼ5:5。
非婚者も多いが、共働きも多い。
そして、子供が未就学児童という家庭も多かった。
子供をなんとか保育園に入れることが出来ても、
ちょっとした体調のことで、
休ませなくてはいけなかったり、
呼び出しがあって連れ帰ることも多く、
それが負担になって、
仕事を辞めてしまう。
あるいは高額なベビーシッターを頼まなければいけない。
そんなケースが多いと感じていた。
そこで、
在宅ワークの徹底
いざという時に子供を預けられる場所
なんなら、子供と一緒に通勤して仕事が出来る部屋
を作って、
働くパパとママを応援出来ないかというところから、
私の企画書はスタートした。
介護でという点では、
在宅ワークの徹底と、
フレックスタイムや時短勤務との組み合わせで、
ひとまず対応する案は出していた。
〜流石にお年寄りを会社に連れて来てというのは、
無理があると思ったから、
自宅で介護をしながら、
或いはデイケアサービスの見送りとお迎え時間に家に居ることを実現させることなら、
すぐにでも対応可能と考えたからだった。
こうすることで、
優秀な社員が仕事の継続を諦めなくて済む。
それは、なによりも会社にとっては宝になると思った。
社員にとっても、
仕事と収入が確保されることは安心でもあり、
育児も介護も、
ある一定期間が過ぎると、なくなるという点を考えれば、
一番大変な時期をどうサポートして、
乗り越えるかという点を考えれば良いだけだ。
これをすることで、
区や都、或いは国の、少子高齢化対策に対して、
大きな取り組みを積極的にしている企業というアピールも出来て、
モデルケースにもなれる。
また、企業としてのイメージ戦略的にも有効になる。
新しい部署を作る。
それが、私のやりたい事。
そうして始めたのが、
小さい子供が居ても、
或いは親の介護があっても、
仕事が出来る環境作りだった。
一気には出来ないので、
まずは、小さい子供が居ても…という方から取り組むことにした。
会社は、比較的年齢層が低く、
平均年齢は30代半ば。
そして、男女比率は、ほぼ5:5。
非婚者も多いが、共働きも多い。
そして、子供が未就学児童という家庭も多かった。
子供をなんとか保育園に入れることが出来ても、
ちょっとした体調のことで、
休ませなくてはいけなかったり、
呼び出しがあって連れ帰ることも多く、
それが負担になって、
仕事を辞めてしまう。
あるいは高額なベビーシッターを頼まなければいけない。
そんなケースが多いと感じていた。
そこで、
在宅ワークの徹底
いざという時に子供を預けられる場所
なんなら、子供と一緒に通勤して仕事が出来る部屋
を作って、
働くパパとママを応援出来ないかというところから、
私の企画書はスタートした。
介護でという点では、
在宅ワークの徹底と、
フレックスタイムや時短勤務との組み合わせで、
ひとまず対応する案は出していた。
〜流石にお年寄りを会社に連れて来てというのは、
無理があると思ったから、
自宅で介護をしながら、
或いはデイケアサービスの見送りとお迎え時間に家に居ることを実現させることなら、
すぐにでも対応可能と考えたからだった。
こうすることで、
優秀な社員が仕事の継続を諦めなくて済む。
それは、なによりも会社にとっては宝になると思った。
社員にとっても、
仕事と収入が確保されることは安心でもあり、
育児も介護も、
ある一定期間が過ぎると、なくなるという点を考えれば、
一番大変な時期をどうサポートして、
乗り越えるかという点を考えれば良いだけだ。
これをすることで、
区や都、或いは国の、少子高齢化対策に対して、
大きな取り組みを積極的にしている企業というアピールも出来て、
モデルケースにもなれる。
また、企業としてのイメージ戦略的にも有効になる。