この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フレックスタイム
第2章 秘書室へ
「これで全部かな?
ちょっとだけ、お腹空いたな。
このまま、外に出て、美容院に行く前にカフェで軽く食べようか?
じゃあさ、早速、斜め掛けバッグの出番だな。
プライベートだから、カジュアルに。
でも、仕事用のワンピース、着てくれる?
美容院でイメージ掴んで貰いたいから」と言った。


「判りました。
あの…着替えたいのでお部屋、出てください」


「ケンは居ても良い?」


「んー。
男の子は外、かな?」


「判った。
男の子だから、ダディと外に行く」


「あっ!下着も昨日選んだヤツ、
つけてね?
トータルコーディネイトで、
秘書の格好してみて?」と言いながら、
ケンと手を繋いで部屋を出た。


私は、クローゼットにワンピースを掛けながら、
何度目かの溜息をついた。

全て値札は外されていたけど、
1着数万円はする筈だ。
試着したのは1着だったのに、
何枚あるの?

一番地味な紺のラップワンピースを手に取り、
紺の下着を付けてから、
ガーターでストッキングを吊ろうとして、
やっぱりパンストにした。

ガーターでストッキング?
エロ過ぎる!


リビングに行くと、
社長が目を細めながら、

「凄く似合うよ?綺麗だ」と言う。

ケンが、
「リリィ、抱っこして?」と言うので、
抱き上げると、

「リリィのおっぱい」と言いながら、
胸に顔を埋めるので、
恥ずかしくなってしまう。


「おいおい、ケン。
ダメだよ?
赤ちゃんじゃないんだからさ。
佐藤さん、困ってるよ?」と言うと、
ケンは恥ずかしそうに降りた。


「羨ましいけどな」と呟くと、
それじゃ、出掛けようか?と言う。


「一番低いパンプス履いてみて?」と言われて、
3人で手を繋いで外に出た。

渋谷方面にのんびり歩いて、
途中のカフェに寄って軽い食事をしてから、
美容院に行った。

ケンも大人しく髪を切って貰えた。

私の方は、ヘッドスパをしてから長さを揃える程度だったが、
美しくブローされるといつもよりずっと綺麗になった。

ついでにと、眉も整えた後、
軽いメークもされて、
使った下地とコンパクト、チークや口紅も持たされた。

夜会巻きは出来るか訊かれてので、
「一応出来ます」と答えると、
スワロフスキー付きの大振りのU型のピンを渡されて、2回くらい、練習をさせられた。
そして、そのまま、店を出ることになった。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ