この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
フレックスタイム
第1章 午前7時の女
「松田です。
電話遅くなりました。
今、どちらですか?」


「お忙しそうでチャットも返信なかったし、
住所も判らなかったので、
ひとまず私の自宅にお連れして夕食終わったところです」


「ああ。申し訳ありませんでした。
これから迎えに行きます。
住所をこの電話番号にショートメールして貰っても良いですか?」


「承知しました」


電話を切って、住所をショートメールした。


会社から来たらしく、
15分ほどで到着した。


玄関を開けると、
社長はかなり疲れた顔をしながらも、

「今日は本当に急なお願いをして、
申し訳なかった。
夕食まで…」と言う。


「良かったら、召し上がりますか?」
と、室内に通して、
ダイニングテーブルに座って貰った。

既に遊び疲れてお腹いっぱいになったケンは、
ソファで寝ていた。


「私とケンの残り物ですけど」と言って、
ハンバーグプレートみたいな夕食を出した。


食後のコーヒーを飲んでいると、
ケンが、「おしっこ…」と言いながら目を覚ましたので、
私が手を繋いでお手洗いに連れて行った。

リビングに戻ると、
「あれ?ダディ、おかえり」と言って、
社長の膝に乗ろうとした。



「そろそろ、帰ろうか?」と社長が言うと、
ケンはたちまち泣き出して、
「帰りたくない。
リリィと一緒に居る」と言って、私にしがみついてしまう。


「でもね、お着替えないから、
ここだとお風呂も入れないし、
パジャマもないから寝れないよ?」と私が言うと、

「じゃあ、リリィ、僕のお家に一緒に行ける?」と更に難しいことを言い出した。



「社長…どうしましょう?」と言うと、

「うーん。困ったな?
明日もダディ、仕事があるし。
じゃあ、家に来て貰って、
幼稚園に明日も送り迎えして貰ったらどうかな?
佐藤さんが良ければだけど」と、
社長が訳の分からないことを言い出して困惑してする。



「佐藤さん、一人暮らしだよね?
ペットも居ないよね?
だったら、申し訳ないけど、今夜だけ家に泊まりに来て貰って、
明日も幼稚園に送って貰えないかな?
出来たら帰りもお迎え頼めたら助かる。
明後日の土曜日には別のお手伝いさん、来ると思うから」


という訳で、パジャマと明日の為の着替えとシャンプー類をバッグに詰めて、
タクシーで社長のご自宅へ向かうことになった。
/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ