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フレックスタイム
第6章 婚約、そして初めての夜
「鎌倉のお母様にもご報告しないと!」

「もう、電話はしたよ?
来週の土曜日にはこっちに戻ってくるから、
嫌でも毎日、会えるよ?」と言った。


「あとは、会社の方だな。
まあ、明日、考えれば良いかな?」

そう言って、額にキスをした。


「さて。
今夜も全然、ロマンティックな夜じゃないよね?」


「ロマンティックって?」とケンが言うので、
2人で笑ってしまう。


「明日も幼稚園だから、
シャワーして歯磨きして、寝ましょうね?」と、
ケンと手を繋いでバスルームに行った。

ケンを寝かしつけてから、
リビングに戻って、
社長の隣に座った。


「早く、百合を抱きたいな?
俺、我慢してて、偉いよな?」と言うので、
「我慢してるの?」と言った。


「だってさ、ケンの寝ている隣でするわけにも行かないし、
リビングのソファとかじゃ、
ロマンティックじゃないでしょ?」


「じゃあ…ロマンティックなシチュエーション、
考えておきますね?
秘書ですから、
そういうの、得意ですよ?」


そう言って、キスをした。


「えっ?
秘書ですからって?
会社の会議室でとか?
資料室に鍵掛けてとか?
いや、それは単にエロいだけで、
ロマンティックじゃないよな?」と頭を掻いた。


「そういうの、好きなんですか?」と笑うと、

「社長室の椅子に座ってるとこに、ガーターでストッキング吊るしてノーパンで跨ってくるとか?
いや、百合には似合わないかな?」

「あら?
意外にイケるかもですよ?」と笑うと、

「ホント、百合って面白いよな?」と大笑いされた。



そして、いつものように、
腕枕して貰って、
キスだけしてから、丸まって腕の中に収まった。


社長は、
私にとってロマンティックな想い出になる夜を、
演出してあげたいと思ってるんだろうなと思った。

それなら、トコトン演出してあげますよ?
男性の方が、
よほどロマンティックなんだから!
思ったより女性の方が、ゲンキンだったりするのにね?


そして、会社の方は…
どうするつもりなのかな?と、
少し頭を抱えた。


「眠れないの?」
急に社長がキスをして言った。

「幸せだなって思って…」

「もっと幸せにしたいよ?
何が出来るかな?」

「取り敢えず…
早く寝て、明日の仕事も恙無くこなすのが、
秘書の私の幸せですよ?」と笑った。
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