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トパーズ
第21章 新しいステージ

「陽が沈むね?
さあ、家に帰ろう」と2人、バイクに跨ってエンジンを掛けた。
いつも一緒に寄り添い合いつつ、
独立して走れるような本当の家族になれた幸せを噛み締めた。
まだ30歳。
仕事もやっとスタート地点に立った処だけど、
そちらでも一緒に走って行ける。
どこまでも一緒に。
右手の指輪は、
過去の想いを乗せた指輪。
インペリアルトパーズは黒田先生の私への想い。
ブルートパーズはお母様のミケーレへの想い。
そして、もうその2人はここには居ないけど、
その想いを忘れることはない。
でも…
左手の指輪は、
私達のこれからを込めた指輪。
岳人さんの私への深い愛情。
子供達への思い遣り。
そして私から岳人さんへの愛情と感謝の気持ち。
子供達への慈愛。
だから、この指輪は外さない。
ずっと。
永遠に…。
(完)
さあ、家に帰ろう」と2人、バイクに跨ってエンジンを掛けた。
いつも一緒に寄り添い合いつつ、
独立して走れるような本当の家族になれた幸せを噛み締めた。
まだ30歳。
仕事もやっとスタート地点に立った処だけど、
そちらでも一緒に走って行ける。
どこまでも一緒に。
右手の指輪は、
過去の想いを乗せた指輪。
インペリアルトパーズは黒田先生の私への想い。
ブルートパーズはお母様のミケーレへの想い。
そして、もうその2人はここには居ないけど、
その想いを忘れることはない。
でも…
左手の指輪は、
私達のこれからを込めた指輪。
岳人さんの私への深い愛情。
子供達への思い遣り。
そして私から岳人さんへの愛情と感謝の気持ち。
子供達への慈愛。
だから、この指輪は外さない。
ずっと。
永遠に…。
(完)

