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第12章 ２００日

「あっ、やぁっ、イクイクっ...っくぅ！！」

機械によって継続して揺すぶられ、あっという間に果ててしまう。
それでもその場所から離れない。

「早いね。そんなにイイの？これ」
「やだ...佳佑の、指のが、いい...。これ、やぁ...」

小さな機械音を響かせながら、その場所から離れてゆく。

やっと解放されて、呼吸を繰り返す。
腰が小さく揺れて、体に残った波が次第にゆき去るのを待つ。

佳佑が手元の電源を切り、それらを枕元の棚に置いたようだ。


自分でも買っておきながら、ホッとする。

ちょっとやりすぎた。

ちょっといちゃいちゃするぐらいのもりだったのに。


佳佑が汐里の頭を撫でキスを落とし、そのままするすると汐里のズボンなどを脱がせにかかる。

ねっとりと表面にまで濡れたショーツが張り付いているのを確認し、脱がせかけた手が止まる。
挿入前に、ショーツをここまで濡らしたことがない。

その膨らみの上を引っ掻くように、そしてワレメを確認するように佳佑の指が往復する。

「上から触っても、ぐちょぐちょだね」
「...直接、触って、ほし...いの」

至近距離でそう言葉が交わされ、そのまま舌が触れる。

張り付いた布と肌の間に、佳佑の指が入り込んで来る。

「っ、ふ...。んっ」
「は、すご...」

数回往復しただけで、指がナカにするりと飲み込まれた。

浅くゆるゆると出し入れすると、ますます蜜が溢れてあたりを濡らしてゆく。

「あっ、きもち、い、ゆび...」

腰が浮き上がって、踊るように佳佑の指を奥へと誘う。

ナカが蠢いて佳佑の指を締め付け、今にもイキそうだ。

パジャマの上がいつの間にかめくられ、胸の先を佳佑の舌が踊っている。

「あっ、またっ、またイっちゃ...ううっ！！」

佳佑が追い込むようにナカのポイントを刺激し、汐里の浮き上がっていた腰が大きく痙攣してベッドに沈む。

おもちゃでイクのとは違う、いつものカンジ。

狭いショーツの中で動き回っていた手が、一度ゆっくり離れて、今度は顔が近づいてゆく。

ぐっしょり濡れたショーツが、やっとの事で肌から離れてゆく。

糸を引いてゆっくり離れる様を、至近距離で見られているのが恥ずかしい。
だけどー。

大きく広げられぱっくりと開いたワレメのナカが、ぴくぴくと動いて、佳佑を持っている。