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そぶりをやめて
第12章 200日
今にも挿りそうに先がヒダを押し広げている。

「ね、ベッド行こ?」

そうは言っても、寝室のベッドにはシーツがかかってない。
洗濯するのに剥ぎ取って、新しいのをまだかけずにいるのだ。

洗い替えのシーツは、下の引き出しにあるものの。
この状態から、ベッドにシーツを張る余裕はない。

「...今すぐ挿れたい」

余裕なさげな佳佑の声が首元でする。

汐里も、すぐにでも欲しいけど、片脚立ちだし。
泡がなくなったとはいえ、まだ足元が滑りそうな気もして。

マンションの風呂場は、以前泊まったコテージのような広さもないし。
頑丈な手すりだってない。
ちいさなシャワーフックと、細いタオル掛け。
どっちも掴まれそうにない。

「だって...、滑りそうっ」

佳佑に全体重をかけても、佳佑だって滑るかもしれないし。

「じゃ、こっち...」

汐里の脚が降ろされ、ぐるりと向きが変えられる。

少しだけ移動して、風呂場の扉の前に来る。

折れ戸タイプのその扉には、開け閉めのための小さな手すりのようなものが付いている。

まさか、これに掴まれと?

「大丈夫。んな激しくシないから...」

お尻を引き寄せ、広げるようにして、佳佑のモノが後ろから擦ってる。
シャワーの音があっても聞こえてくるほど、ぐちゅぐちゅと音がしている。

「っ、...は」「...んあっ」

何度か擦っているうちに、先が吸い込まれるように挿ってきた。

腰を持ち直した佳佑が、ゆっくり奥まで進んでゆく。
汐里も自ら突き出すようにして、奥まで受け入れる。

「...ああっ、んっ、あっ...すご」
「っ汐里。...はぁっ、気持ちイイ」

温まった汐里のナカが解され潤って、佳佑を包み込んで離さない。

暫く止まっていたようだが、ゆっくり佳佑が動き出す。

体が近づいてきて、胸が揉まれ、背中にキスが落とされる。

さっきの言葉通り、優しくて蕩けるような。
昨日の激しいのとは違う、優しいゆったりとしたセックス。


これはこれで、エロくて。ヤバい。

息があがって、時折交わす舌も熱くて気持ちがいい。

「っん...。ああっ、...っあ」「っあ、んっ」

シャワーの蒸気で、風呂場内がかなり湿って曇ってきている。

その中で、艶めかしくどちらの腰もが動いて高めあってゆく。
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