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そぶりをやめて
第17章 190日
「...は。もう、無理だって...」

汗ばんだ体をベッドの上に放り投げるようにして、天井を見上げる。

「だーめ。もう1回」

楽しそうに笑う汐里が、上に乗ってくる。

「...ちょ。休憩、だっ...っ」

艶かしい腰つきで、これみよがしに擦り付けてくる。

濡れて絡みつくジツにいやらしい音を立てて、枯れ果てたと思われた意欲を呼び覚ましてくる。

振り払うワケにもいかず、汐里にされるがままだ。

内心、めっちゃ嬉しいのは嬉しいし。

でも、本当に疲れてるし。

「...んっ、ほら...ちょっと固くなってきたよ?」
「っ、は...」

カラダは正直なようだ。



この土日、...というより、金曜日の深夜から。
汐里に襲われまくりだ。

「排卵日だから」という大義名分を掲げて。

数日前に弁護士事務所の仕事を辞めた、という解放感なのか。

急に弾けた感がある。


それまでも、コトが始まれば積極的ではあったけど。
逆に言えば、始まる前までは、そんなそぶりは全く見えなくて。
佳佑から誘って、渋々ー。みたいな。

それが、この数日。
めちゃくちゃ積極的だ。


昨日、ほとんどの時間をベッドで過ごして、時間が狂ったのもあるが。
今朝は、あんなに休みの日は昼まで寝てる汐里が、佳佑が起きる前の朝早くから仕掛けてきて一戦交えたばかりだ。

そんなに続けては、難しいって言ってるのに...。

そうでなくても、この数日で、タンクは空に近い。

気持ちいいより、苦しいがたつ。

「...汐里。っ...く」

「っは。私、ドS要素あるのかな。その顔、すっごいクる...」

間違いなくドSだと思いますよ。

とは言えない。


体を起こして腰を振っていた汐里が、急に体を倒してきた。

ビクッとしていると、躊躇いがちに乳首を舌でつついている。

「っ!」

今まで、んな事したことないのに。

気持ちいいとかより、その動作に驚いてる。

んな、AVみたいな。

「...どう?」

その見上げながら、舌を出した、その格好がヤバい。

「...どうって、言われても」

「気持ちよくないの?」

気持ちいいとまではいかない。
ちょっとくすぐったいような。ぞわっとするような。

「...よく分からない」

「ふーん」

唇で胸先を挟むようにして、吸い付いてくる。

「...は」
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