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世界で一番身近な女
第11章 セックス解禁
「じゃあ…お願いします」
大介は立ち上がってベルトに手をかけた。
「いやん…私に…脱がさせてよ」
大介の手を払いのけて、彼女は代わりにベルトに手をかけた。
「いつもは患者さんに自分で脱いでもらうからこうして脱がすのってドキドキするわ」
慣れていないのだろう、女医は脱がすのに手間取った。自分で脱ぐ方が手っ取り早いのだが、やはり、女に脱がしてもらうというのは、ちょっぴり征服感が与えられて嬉しいものだ。
「久しぶりのご対面だわ…」
興奮しているのか、それとも緊張しているのか、
響子は美しくメイクした頬を桜色に染めていた。
「ああ…やっぱりあなたのおちんちんっていい形をしているわ」
男としては形状を誉められるよりも、大きいとか長いとか、太いと言ってもらえる方が嬉しいんだけどなとペニスを丸出しにしながら思った。
彼女はペニスを指でつまんで
正面、裏側と食い入るように見つめた。
ゆっくりと彼女の顔が股間に近づいてくる。
鼻先でクンクンと匂いを嗅ぐと、スッと股間から顔を遠ざけた。
「入浴してこなかったの?」
「あっ、忘れた…」
早く彼女に会いたい一心で
急いで来たものだから股間は洗っていない。
「清潔にしなさいって言ったでしょ?
またバイ菌が侵入して悪化しても知らないわよ」
このときばかりは泌尿器科の医師の顔に戻り
大介にダメ出しをするのを忘れなかった。
「オシッコする時に前みたいに不快な痛みを伴わなくなった?」
「はい、お陰さまで」
いいわ、完治ね
その言葉を聞いて、ようやく射精出来ると思うと、今まで抑え込んでいた欲情が一気に加速して
あっという間にペニスが勃起した。