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世界で一番身近な女
第7章 母のおま○こ
夫と愛の営みに夢中になりすぎて
侵入者に気づけなかったのかもしれない。
「あなた、起きて!
泥棒が侵入したかもしれないわ」
夫の洋介の体を揺り動かしても
よほど疲れてしまったのか
まったく起きてくれる気配がない。
仕方なく希美枝はモップを手にして見回りをしてみることにした。
キッチンに浴室、リビングと一階は物色された気配はなかった。
『じゃあ…二階かしら…』
希美枝は足音を忍ばせて階段を上がってゆく。
手前の息子の部屋を覗いたけど
それが物色された後なのか、それとも元々散らかっているのかわからない有り様だった。
それでもタンスの引き出しなどは開いていないことから、ここには手をつけていないのだろうと思われた。
『それじゃあ…奥の娘の部屋かしら?』
奥の部屋を確認しようと向かうと
部屋の扉が開いているのに気づいた。
『まあ!やっぱりここに押し入ったのね!』
希美枝は恐る恐る開いたままの扉から中の様子を伺った。
そして、そこに居るはずのない息子の姿を見てしまった。
「大介!あんた、どうして紗希の部屋で寝ているの!」
叩き起こそうと大介に近づいて
彼が素っ裸で寝ていることにハッとした。
萎れているペニスの先からは
トロリと白い液体が垂れている。
『紗希のベッドで残り香でも嗅いでオナニーでもしたの?』
いや、それならば下半身だけ露出すればいいだけのはずだ。
全裸になる必要なんかない。
そして、ベッドの乱れから、あってはならないことを想像した。