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夫人は貢ぎもの
第2章 緊縛
黒木の指は巧みに里子の膣(なか)で遊んだ。
膣壁を指の腹で擦りあげたり、指先を子宮口にツンツンさせたり…

「あっ…いや…やめてください…」
拒否する言葉を口にするものの、
里子の身体(膣)は正直に潤いはじめていた。

「この男、上手だろ?
私も散々逝かされちまったんだよ…」
ほんと、うらやましいわあ…
女が黒木に加勢するように股間の小さな豆をいじった。

「あ!あ!あっ!!!」

男女二人の共同作業で責められるとたまったものではなかった。
恐怖心で委縮していたクリトリスもやがて勃起して堅くなりはじめた。

「この女、感じてるよ」
そう言って股間をいじっている女は笑った。

「ああ、そのようだ。
膣(なか)が異様に熱くなってきやがった。
おまけにお汁もどんどん湧き出して指がふやけそうだぜ」

『ああ…言わないで…感じてなんかいない…
膣を傷つけられては困るから
女の体は自己防衛で潤うようになっているのよ…』

だが、そうは思ってみても
空中に吊し上げられた中での股間への愛撫は
今まで経験したことのない感覚だった。
身体を縛り付ける麻縄の痛みがジンジンと痺れ、
何とも言えない快感だった。
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