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バツイチと言わせない
第5章 深まりゆく愛
おっぱいを触ってもいいわよ…
その一言に押されて康介の手は大胆にタンクトップの中に潜り込んだ。
手に希美子の柔肌を感じた。

「とてもスベスベしていて気持ちいい…」

「ああ…嬉しい…」

お世辞にも40手前の自分の肌を褒めてもらって希美子は感激した。

この男と一つになりたい。
希美子のおま×こは恥かしいほど濡れていた。
やがて康介の指先が希美子の豊乳の下乳に触れた。

『柔らかい…』

この世でこれほどまでに柔らかいものがあるだろうかと思った。

「ねえ…揉んでちょうだい…」

希美子に催促されて康介は豊かなおっぱいを揉んだ。
はじめてのおっぱい…
興奮した手はおっぱいを鷲づかみした。

「痛~ィ…もっと優しく揉んで」

不快な痛さではなかった。
若い男の荒々しさが気持ちよくもあったが 希美子はセックスの手ほどきをしてあげようと康介にデリケートさを求めた。

「こう?」

阿吽の呼吸というのだろうか。
康介の手は希美子の望む強さでおっぱいを揉んだ。

「こういうのは気持ちいい?」

康介は手のひらで希美子の乳首を転がした。

「いい~ッ!それすごく気持ちいいわ」

希美子の股間は大洪水だった。
ショーツがぐしょぐしょに濡れ、
ピンク色のショーツはそこだけ濃い色になっているに違いなかった。

希美子の目がトロ~ンとなっていた。
感じて興奮するときのクセだった。
淫らな女になっている自覚はあった。
理性よりも本能が勝ってしまう。

どうして息子のような年齢の男の子を好きになったのか…
おそらく心の断片を片っ端から調べても理解不能だろう。
理屈抜きに康介が好きという結論だけで十分だった。

艶めかしい表情の希美子の顔がすぐそこにある。 トロ~ンした瞳がしずかに閉じられたぷっくりとした唇がやや半開きになり、そこからチロリと舌がのぞいている。

「キスして…」

言われるままに康介も同じように目を瞑りそろりと希美子の唇に己の唇を重ねた。
先輩の蒼太に無理矢理奪われたファーストキスだったが、今こうして自分の意思で交わすキスがファーストキスだと思うように記憶を塗り替えることにした。

チュッと音がして一旦希美子の唇が離れた。

「今のが挨拶のキス…そしてこれが男と女のキス…」

そう言って音で表現するならばブチュ~ッと康介の唇に吸いついた。
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