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Love is GAME
第2章 GAME1
「はい。」
彼は基本、”はい”しか言わない。
仕事を頼んで、忙しいからと断られた事がない。
一度彼の仕事が忙しい時に、私の仕事を手伝ってもらった事があった。
その時も、答えは”はい”で、後で残業していたと周りから聞いた。
『馬鹿ね。忙しいんだったら、忙しいって言うのよ。』
『でも、まだ新人ですから。仕事を断るような事はしたくないんです。』
なんて言ってたけれど、そのセリフは、今でも言っているのかしら。
私はそんな事を思いながら、彼に仕事を与えた。
「この資料を、15冊。カラーコピーにして。」
「はい。」
50枚にも及ぶ資料を、一枚一枚、しかもカラーコピーするなんて、他の人は手伝ってくれない。
YESManの彼だから、頼める事だ。
彼は基本、”はい”しか言わない。
仕事を頼んで、忙しいからと断られた事がない。
一度彼の仕事が忙しい時に、私の仕事を手伝ってもらった事があった。
その時も、答えは”はい”で、後で残業していたと周りから聞いた。
『馬鹿ね。忙しいんだったら、忙しいって言うのよ。』
『でも、まだ新人ですから。仕事を断るような事はしたくないんです。』
なんて言ってたけれど、そのセリフは、今でも言っているのかしら。
私はそんな事を思いながら、彼に仕事を与えた。
「この資料を、15冊。カラーコピーにして。」
「はい。」
50枚にも及ぶ資料を、一枚一枚、しかもカラーコピーするなんて、他の人は手伝ってくれない。
YESManの彼だから、頼める事だ。