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Love is GAME
第3章 GAME2
翌日は、すっかり不機嫌だった。


なんで?

私が奢るって言ってるのに、牛丼なの?

私に経済力、ないと思ってるの?

それとも何?

私って、安く見られてる訳?


そんな事を思っている時に限って、彼に出くわす。

「おはようございます。」

「おはよう。」

一緒にエレベーターに乗って、オフィスがある階へと向かう。

「昨日は、ご馳走様でした。」

「たかが、300円ぐらいでしたけどね。」

「不満ですか。」


振り向いたら、またエレベーターの階数を見ていた。

「そうじゃないわ。優しい野村君は、私の財布事情を心配してくれたのよね。」

「あっ、そうきましたか。」

もう一度振り返ると、今度は腕を組んで、うんうん頷いている。

何なの?

お世辞に決まってるでしょう!?
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