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Love is GAME
第3章 GAME2
「車もどうしたの?」

「あれ?乗るの初めてだっけ?俺の愛車。」

いつも歩きだったくせに、結婚話を出した途端、車の話か。

たぶん、そんな事も知らずに、結婚しようとしてたの?って言われそう。


「七恵ちゃん、ちょっと身を屈めていてね。ホテルの駐車場に入るから。」

「あっ、うん。」

私は後部座席のシートに横たわった。

そのシートが、物凄く柔らかい。

「いい車だね。」

「ありがとう。男にとって車と女は、好みが一緒だって言うからね。」

「えっ?」

「いい車、いい女が好みだって事。」

京太郎はこの手の事、ペラペラと出てくるから、本当の事なのか分からない。


「いい車じゃ、汚したくないでしょ。」

「ぶはっ!」

京太郎の一体何にツボったのか。
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