この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Love is GAME
第3章 GAME2
お互い頭を下げて、気づいたら笑い合っていた。

「なんか先輩でも、ご馳走様って言うんですね。」

「ちょっと、どういう意味?」

「先輩みたいないい女は、男に奢って貰って、当たり前だと考えているって思ってましたから。」


私が答えに戸惑っていると、彼はタクシーを捕まえてくれた。

「さあ、乗って。」

「あっ、うん。」

京太郎と違って、物腰の柔らかい彼。

「家、どっちですか?」

「東の方だけど。」

「近くまで送りますよ。」

京太郎と違って、家の近くまで、送ってくれる。


なんだろう。

この安心感。

ああ、だから今草食系って、流行りなのかな。


私はタクシーから見える景色を、茫然と見ていた。

トクントクンと、胸が静かに鳴っている。

これが草食系の強みなのかもしれない。
/118ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ