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カクテル好きな女たち
第6章 女教師の憂鬱
「どうだ、気持ちいいだろ」とか
「よく締まるおまんこだ」などの余計なおしゃべりもなく、
ひたすら腰を振ってくれるのも
私の理想とする男そのものでした。


「もっと!もっとよ!!」

私って貪欲なのかしら、
男が顔を歪めて体力の限界に来てるであろうに、
もっと腰を振ってほしいと
おねだりしちゃうんですもの。


やがて彼がギブアップしました。

「あああ!出る!!」

中出しされては困るので、
私は腰をあげて結合を解きました。


ただ、空中に射精させるのは可哀想なので
とっさにペニスの亀頭部分を口に含んであげ、
肉茎を手でシコシコしてあげました。

途端にドクン!と口の中に衝撃が訪れ、
ちょっぴり塩辛くて
生臭い香りに包まれてしまいました。


インターバルを取って、
もう一度セックスをしたかったけど
彼の疲れきった表情を見たら
これじゃあ無理ねと思いました。


「お勘定をお願い」
服を着て身嗜みを整えて
私は支払いを済ませようとしましたが
彼はソファから起き上がれずに
ハアハアと呼吸を整えるのが精一杯でした。

「じゃあ、ツケといてよ、
また来るからまとめて支払うわ」

お弁当を作ってきたら
食べてくれるかしら?

私は新しい恋が始まった気になって
足取りも軽くお店をあとにしました。
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