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僕らの複数プレイ
第6章 高校の教室で
井上先生に鍵を返さなければならないから、あまり時間が無い。

亮と僕はジャンケンする。
もちろん、どちらが藤宮さんに挿入するかを賭けてだ。

亮がグー、僕はチョキ。
僕は運が悪い。

亮は満面の笑みで、制服のズボンとトランクスを下す。

そして、急に表情を曇らせて言った。
「勃ってない…。 なぜだ…」

「えッ?!」
藤宮さんが驚く。

亮が自分でカッターシャツの裾を上げる。

藤宮さんとエッチをするときには、いつも硬く勃起している亮のペニスが、今は萎れて垂れ下がっている。

「フェラチオで硬くしてくれよ」
亮が藤宮さんに言った。

「うん…」
藤宮さんは亮の前に膝立ちになり、フェラチオを始める。

「硬くなった?」
僕は亮に尋ねる。

残念そうに首を横に振る亮。

ここは学校だから、ひょっとしたら誰かが来るかもしれない…
そのようなプレッシャーが亮の心の隅にあり、それが勃起を妨げているのかもしれない。
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