この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蒼い月光~くの一物語~
第9章 千代の初枕(初夜)
『脚の付け根が邪魔じゃ・・・』
知らず知らずのうちに剣山は
女の両足を肩に担いで股を大きく開かせていた。
そうすることで陰戸がポッカリと口を開き、
とても舐めやすくなった。
『と、殿!!見事な花菱攻め(クンニ)にございまする!!』
ああああ・・・
私も足を抱えあげられて陰戸をすすられたい・・・
四十八手すべてを味わいたい・・・
八重は亡き夫との睦まじい日々を思い出した。
四十八手のうち、数える程の手数(てかず)しか体験しなかった・・・
後どれほどの手数があったろうか。
腰元から若殿の側女に抜擢されたのが三十路に入ってからだった。
腰元衆からは羨望の眼差しで送り出された。
しかし若殿は当時5歳・・・
元服し殿の世継ぎをされるのに10年以上はかかろう・・・
そのころは私は乳母桜・・・
若殿が殿になり、嫁を娶(めと)い、
その嫁にややこができれば 自分の役目は、
その子の乳母になるのは目に見えていた。