この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
未亡人下宿~お部屋、貸します~
第7章 ほんとうの愛
「あ~あ、
何だかカップルがうまい具合に二組できて、
結局ひとりぼっちは俺だけか…」

私があの営業マンに愛想を尽かしたのも知らずに
臼杵君ったら早とちりをしてるみたいです。

それに三木さんも太郎君をつまみ食いしてるだけだと思うわよ…

あの子は多分一人だけの男に満足できるはずがないもの。

大人しくしていれば順番が回ってくるわよ。

あ、でも…
臼杵君は春になったらここを出て行くんだわ…


そう思うと臼杵君と
今のうちにいっぱい思い出作りをしたくなってきちゃいました。

「実はね…私もあの営業マンとはお別れしたの…
パートナーのいない者同志、仲良くやらない?」

「いいんですよ…慰めてくれなくったって…」

あらあら、臼杵君ったら完全にいじけちゃってる。

「ほんとよ。
私、あなたといっぱい思い出を作りたいの」

私は立ち上がって、
静かにバスローブを脱ぎ捨てました。


「またSEXさせてくれるんですか?」

「ええ。私に本当の愛を頂戴…」

本当の愛なんてもらえない…

臼杵君だって三木さんのような
若い女が好きに決まってる。

私なんて単なる性の捌け口なのは承知だわ。

でも抱かれている間だけでも
好きだとか愛していると言われたい…


真っ裸になった私に対峙するように
臼杵君もまた裸になってくれました。

「ベッドに行きましょう…」

私は
臼杵くんをベッドルームに招き
入れました。

「少し寒いかしら?」

私はエアコンのスイッチを入れようとしましたが
そんな私の動作を彼が背後から抱きしめて制してくれました。

「抱き合えば寒くなんてないですよ」

彼に後ろから抱きしめられながら
二人はベッドに倒れ込むように横になりました。


「愛してるよ…」

臼杵君は私が望むセリフを口にしてくれます。

それが性欲処理のための
戯言だとわかっているけど
私の体と心に火がつきます。
/102ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ