この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしと、あなたと。
第1章 初体験
過保護の親の元での生活、監視される日々、勉学に追いやられる日々…私(真紀)はそんな毎日が窮屈で仕方なかった。

15歳の時に初めてを奪われた。相手は8歳上の23歳。
好きな人と結ばれて一緒の布団で眠る幸せな一夜…では無かった。
好きな人なことには変わらなかったけれど、初体験はただ痛い、それだけだったし彼は先に寝てしまって、寂しい夜を過ごした。

愛されたいという欲求が他人よりも何倍も大きく、日々愛されたい、愛してほしい、抱きしめてほしい、を繰り返し思っていた。

高校の3年間は真面目な優等生を振舞って、影ではマッチングアプリで男遊びをする毎日。だって知ってしまったんだもの、身体を許せば暖かく抱きしめてくれること、やさしいキスをしてくれること、頭を撫でてくれること。ただ、ただ愛されたい欲求だけは埋まらなかった。愛情を求めて何人とも身体を重ねたが、虚しさが募るだけ。

そんな中1人の男性と連絡を取るようになる。
しばらくしてから、会うことに。

「はじめまして、こんにちは。」
「はじめまして…よろしくお願いします。」

当時の私にはとてもかっこいい青い車で迎えに来てくれた、30代の男性。彼は加虐嗜好で、わたしはまだ自分の性的嗜好がよく分からなかった。そんな時にじゃあお試しという形で1度お会いすることになったが、この時が後の被虐嗜好を加速させた日となった。

時間も少なく近くのレンタルルームへ。
中は埃っぽく、いかにもデリヘルが呼ばれそうな部屋で、室内にはシャワー室と簡易的なベッドのみしかなかった。もちろんシーツも枕もない。

「私、こういうことするの初めてなんですけど…」
/2ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ