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JOY(濡れる女医)
第4章 ナース 真由子
「ま、真由子ちゃん?」
「私、先生が好き…」
どうやら真由子はレズビアンのようだった。
奈美が男に抱かれる事が
許せないのだと泣きながら告白した。
「まあ…私、どうしたらいいのかしら…」
「幸人君にしてあげたように私も愛して下さい」
それはできないと突き放せば
今夜の事を言いふらすかもしれない。
何とか真由子が納得するように説得しなければ…
「わかったわ…
このことは夜勤明けにゆっくりと話しましょう…
悪いようにはしないわ」
そう告げてやると
「夜勤が明けたら…絶対ですよ」
約束を交わすと真由子は
ナースステーションに帰っていった。
夜勤があけて駐車場に向かうと
真由子が私服に着替えて
奈美のマイカーの前で待っていた。
『そっか…夜勤があけたら
話し合いましょうと言っちゃったんだっけ…』
無視することも出来ず、
取り敢えず真由子を助手席に座らせた。
「さて…私の部屋で
コーヒーでも飲みながら話しましょうか」
そう告げると真由子は
顔を真っ赤にしてコクンと頷いた。
その姿は初デートで緊張している
乙女そのものだった。