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JOY(濡れる女医)
第1章 女性宿直医
”トントン”

深夜の静寂を打ち破るように
宿直室のドアがノックされた。

「はい?」

「先生…起きておられます?」

「起きてるわよ。どうぞ」

失礼しますと入室してきたのは
新人ナースの咲田真由子だった。


「どうしたの?」

「あ、あの…」

申し訳なさそうに真由子は話し始めた。

「503号室の大場さんなんですけど、
背中が痒くてたまらないそうです」

503号室の大場幸人といえば
奈美が担当している入院患者さんだった。


「背中?床ずれかしら…」

大場くんは高校2年生の男の子で
部活で足首を骨折して入院していた。

「清拭はちゃんとしてあげた?」

「はい。それはちゃんとしています。
痒いのであれば軟膏を塗ってあげようかと思うのですが…」

ドクターの所見をお願いしたいということだった。

「わかったわ。診に行くわ」


503号室を覗くと
大場幸人がふてくされた顔で
ベッドに横たわっていた。

「背中、痒いの?」

そう尋ねると、幸人はコクリと頷いた。

「ちょっと背中を診させてもらうわね」

幸人をベッドに座らせて
パジャマを脱がせて背中を診察した。

だが発疹も赤みもなく健常そのものだった。


「う~ん…とくに異常はないみたいだけど…
一応清拭しておきましょうか」

ナースの真由子が清拭の用意をしたので
「あとは私がやるわ」と
真由子をナースステーションに帰した。
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