この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
JOY(濡れる女医)
第9章 処女を奪った男
光太郎は丁寧に衣服を脱がせてくれた。
「あの夜とは段違いね」
「そこは覚えているんだね」
「あの時は乱暴だったわ」
「それは誤解さ、
君、酔っ払って暴れるんだもん。
こちらも女の扱いには
そう慣れていない年頃だったし、
無我夢中だったんだよ」
「でも、こんなにスマートだと
あの夜の再現とは言えないわね」
「そっか…じゃあ、乱暴に君を抱こうか?」
「ううん…実はね、
あの夜の再現なんてどうでもいいの…
今のあなたのやり方で今の私を抱いて…」
わかった。
そう言うと光太郎は
奈美を抱きかかえてベッドに運んだ。
光太郎の指先がわき腹を這う…
官能の炎が燃えさかっていなければ
単にくすぐったいだけだろうが
今はその微妙な刺激も
インサートのプロローグとなってゆく。
奈美も光太郎の胸に手を這わし、
男の小さな乳首を転がす。
どこが感じるポイントだろうかと
探り合う甘美な時間が流れてゆく。