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FREE BIRD
第32章 罪人になる
ベッドに腰掛け、備え付けのインスタントコーヒーを入れて飲んでいた。
さて…何食べようか?
僕は呑気にそんな事考えていた。
頭の中は完全に美穂さんモードのままだ。
罪悪感なんて微塵もない自分がちょっと怖くなった。
男ってこんなもんか?
それとも僕が悪い男になってしまったのだろうか?
「誠さん、お待たせ」
バスタオルを巻いた美穂さんがニッコリとして出てきた。
美穂さんはやっぱりキレイで可愛くて…ちょっとエッチで…
好きだと思った。