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揉ませていただきます
第5章 男性編 マッサージの依頼

「イグう!イグう!!」


女が昇りつめると同時に
健斗にも射精したい衝動がやって来た。


「お客さま、私もイキそうです」

「出して!中に出して!!」

私、妊娠しないから思いっきり出して!と
女はせがんだ。

中出しが出来ると思った瞬間、
健斗も昇りつめた。

「うっ!!」と呻き、
心おきなく精を女の中に吐出した。


枕元のティッシュを用いて
女の秘所から流れ出る己の精液と
愛液を丁寧に拭ってやり、

その痕跡を丸めて白衣のポケットにしまった。

清掃の仲居さんに見つかりでもすれば
業務違反がバレてしまうからだ。


「あなた、とても上手だったわ」

「ありがとうございます、
今後とも当旅館とマッサージを
ご贔屓くださいませ」

身支度を整えた二人は、
何事もなかったかのように客と整体師に戻った。


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