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揉ませていただきます
第10章 女性編 清掃係の由美子さん
『これが…おまんこ…』
静子は初めて女の生の性器を目の当たりにした。
もちろん、保健体育の授業で
生殖器のことは頭で理解はしていたが…
性に目覚める思春期に
友達の誰かが手鏡で自分のアソコを見た人がいた。
「すごくグロテスクだったわ…
男の子って、よくあんな気持ち悪いところを
舐めるものよね」
友人はおまんこを手鏡で見た勇気を
称えてほしそうにそんな話をしていたっけ…
『私のおまんこもこんなふうにグロいのかしら…』
性に興味がないといえば噓になるが、
静子は手鏡を使って自分の股ぐらを覗きこもうとは思わなかった。
なので今回が保健体育の教科書の解説図を除けば
正真正銘初めてのおまんこ観察であった。
「ジロジロ見られると恥ずかしいじゃない…
ひと思いにベロベロと舐めてよ」
経験人数は知らないけど、
過去に幾人もの男たちに
おまんこを見られてきた由美子さんでも
ジッと観察されると恥ずかしいらしい。