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TRUE COLORS ~PURPLE~
第20章 Let's party at the bar
「かんぱぁ~い!」
何度目かの乾杯コールをしながら賑やかな雰囲気になってきた。
よかった。みんなもこのお店気に入ってくれたみたい。
お店のおねえさまたちともすっかり仲良くなって話も弾んでるし。
中にはおねえさまに舞い上がってる男の子もチラホラいるみたいだけど。
「ね、沙織ちゃん。このお店すっごく感じイイね。」
「お料理もお酒もすごくおいしいものね。」
「ホントそう!最初お昼に沙織ちゃんがこのお店の事言い出した時
はビックリしたんだけどね。」
「お~俺も。
一番奥手ちゃんな沙織ちゃんがそんな言うから、
俺口ン中入れてたチキン、吹いたもん!」
「それな!」
ドッと笑いが起こる。
「レイがね。このお店なら安全だから、みんなと来るといいって言ってたから。」
「お。ブラコン沙織ちゃんの顔が出たな。」
「レイさんがいないなら、チャンス到来か?」「アンタじゃ無理無理!」
「今夜レイさんは?」「レイさんファンの俺はちょっと寂しいぞ?」
やだ~レイさんは私のモノよ~という声が上がって、またみなが笑う。
「沙織ちゃんのお友達は、本当にみんないいコばっかりみたいね。」
とダイアナさんが私の空になったグラスをそっと下げ、
お代わりのペリエが入ったグラスを出してくれながらそう言う。
嬉しくてニコニコしていたら。
個室のドアが開き、スタッフの方からダイアナさん。と声が掛かる。
それを見たダイアナさんは、スタッフさんに頷きおもむろに立ち上がり
「皆さん、はい、注目~!」
と言いながら手をパンパンと鳴らす。
みんな、急に大声がしたものだから手にグラスを持ったまま、
ダイアナさんを見る。
「ね、みんな。ウチはねSHOWステージを毎晩やっているの」
みなの視線を集め。
ねぇ、あなたたちの沙織ちゃんの歌、聞いたことあるって子、この中にいる?
みんな、顔を見合わせ首を振る。
この様をダイアナさんの隣で呆然と立ちすくしていた
私の肩をダイアナさんはガシと掴み
「クリスマススペシャルSHOWとして、
今夜は沙織ちゃんに歌ってもらおうと思うの!」
ワッと歓声が上がる。
う、嘘でしょ。
何度目かの乾杯コールをしながら賑やかな雰囲気になってきた。
よかった。みんなもこのお店気に入ってくれたみたい。
お店のおねえさまたちともすっかり仲良くなって話も弾んでるし。
中にはおねえさまに舞い上がってる男の子もチラホラいるみたいだけど。
「ね、沙織ちゃん。このお店すっごく感じイイね。」
「お料理もお酒もすごくおいしいものね。」
「ホントそう!最初お昼に沙織ちゃんがこのお店の事言い出した時
はビックリしたんだけどね。」
「お~俺も。
一番奥手ちゃんな沙織ちゃんがそんな言うから、
俺口ン中入れてたチキン、吹いたもん!」
「それな!」
ドッと笑いが起こる。
「レイがね。このお店なら安全だから、みんなと来るといいって言ってたから。」
「お。ブラコン沙織ちゃんの顔が出たな。」
「レイさんがいないなら、チャンス到来か?」「アンタじゃ無理無理!」
「今夜レイさんは?」「レイさんファンの俺はちょっと寂しいぞ?」
やだ~レイさんは私のモノよ~という声が上がって、またみなが笑う。
「沙織ちゃんのお友達は、本当にみんないいコばっかりみたいね。」
とダイアナさんが私の空になったグラスをそっと下げ、
お代わりのペリエが入ったグラスを出してくれながらそう言う。
嬉しくてニコニコしていたら。
個室のドアが開き、スタッフの方からダイアナさん。と声が掛かる。
それを見たダイアナさんは、スタッフさんに頷きおもむろに立ち上がり
「皆さん、はい、注目~!」
と言いながら手をパンパンと鳴らす。
みんな、急に大声がしたものだから手にグラスを持ったまま、
ダイアナさんを見る。
「ね、みんな。ウチはねSHOWステージを毎晩やっているの」
みなの視線を集め。
ねぇ、あなたたちの沙織ちゃんの歌、聞いたことあるって子、この中にいる?
みんな、顔を見合わせ首を振る。
この様をダイアナさんの隣で呆然と立ちすくしていた
私の肩をダイアナさんはガシと掴み
「クリスマススペシャルSHOWとして、
今夜は沙織ちゃんに歌ってもらおうと思うの!」
ワッと歓声が上がる。
う、嘘でしょ。