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第25章 Who Are You? 2

だって、君はなんでもちゃんとやり遂げようとする子だものね。


でも、ちゃんと俺に助けを求めなきゃ。


これはアメリカだから、付いては行ってあげられなかったけど。


ちゃんと君に何事も起こらないよう、空港まで見送りに行ったじゃないか。


でも、空港は人がとても多くて雑念がとても多くて。


君にテレパシー送っても、反応ないし。


君が搭乗口を入って行ってしまえば入れないし。


見えないし。


何のためのテレパシーだい？　いつも俺たちはそれで繋がってるじゃないか。


ああ、お仕事の相手に気を使ってるんだね。優しいなぁ君は。


この優男ともダンスが終わったら、すぐに手を離して別方向にわかれたものね。君は。


でも！君は俺の事1番に思ってくれなきゃ。
お互い、こんなに愛し合っているんだから。


ああ、でもそろそろ君を。


身も心も僕のものにしておかなくては。


テレパシーの繋がりが最近本当に悪すぎる。


身体の繋がりをきちんと持つべき時が来たんだね。


ああ、とうとう。


待っていておくれよ？


最高のシチュエーションでしようね。


おまけに、前の優男と。


このキザ野郎にも。


君は俺のものだと知らしめるような


そんな最高のシチュエーションを考えよう。


ああ、だからそれまで待っていておくれ？


辛いだろうけど。


必ず君を迎えに行くから。