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TRUE COLORS ~PURPLE~
第27章 Winter songs
うん、と頷くうさぎちゃんスタンプを送る。
くまさん、変な人、猫、たちの驚きのスタンプが連打されてくる中。
『でも、この動画見る限り。あなたたち相思相愛以外の何者でもないじゃない。』
『そうだよ。朝比奈さんだって沙織のことめっちゃ好きじゃん?』
『これで違うなんて言われたら、あと、何を信じるって言うのよ?』
『お前の告白にオトコとして応えて、オトコとしてお前を求めてるぜ、彼。』
『終盤彼の貌つき変わったぜ?何度も見直したから間違いねぇ。』
『沙織、あなた気付かなかった?』
『沙織?』『あなた、まさか気付かなかったの?』
朝比奈さんの表情、変わった……かな?
だって、私。
ルンバの終盤近くで………。
『気付かなかった』
のけ反り、驚くスタンプの嵐がくる。
『なんで!』『めちゃ分かりやすかったぞ』『理性飛んでたぜ、あれ。』
『だって、みんなは動画を何回か見て気付いたんでしょう?』反論してみる。だが。
『私は一発でわかった。』
恋愛マスターゆうみちゃんと紗香ちゃんが同じLINEをしてくる。
『朝比奈さんは大人としてあなたを見守ろうとしていたけど。』
『でも、もう自分の気持ちを抑えきれなくなって、沙織、あなたの愛に応えて。』
『あなたの愛をもっと、と彼も求めていた。』
まさか。
『まさか、って思ってるでしょ。沙織。』
う。見えてんの?
『私。このルンバ踊っている時にね。』
あの時の決心をみんなに送ってみる。
『この初恋に終止符打つつもりで、最後に彼に思いっきり気持ちを込めて踊ってたの。』
この文面を送ってから、しばらく誰からもLINE返信がなかった。
心配になって来た時にゆうみちゃんから返信が来る。
『どうして?』
『叶わない恋心だと、思ったから。』
『なぁ、沙織。このURLとこのURLの動画一回見てみろ。』
2つの動画のURLを提示される。
『見てる間、みんな待ってるから。』
この言葉を見て、PCを立ち上げURLを入力する。
う。物凄い再生回数にいいねだわ。
再生して見てみる。
くまさん、変な人、猫、たちの驚きのスタンプが連打されてくる中。
『でも、この動画見る限り。あなたたち相思相愛以外の何者でもないじゃない。』
『そうだよ。朝比奈さんだって沙織のことめっちゃ好きじゃん?』
『これで違うなんて言われたら、あと、何を信じるって言うのよ?』
『お前の告白にオトコとして応えて、オトコとしてお前を求めてるぜ、彼。』
『終盤彼の貌つき変わったぜ?何度も見直したから間違いねぇ。』
『沙織、あなた気付かなかった?』
『沙織?』『あなた、まさか気付かなかったの?』
朝比奈さんの表情、変わった……かな?
だって、私。
ルンバの終盤近くで………。
『気付かなかった』
のけ反り、驚くスタンプの嵐がくる。
『なんで!』『めちゃ分かりやすかったぞ』『理性飛んでたぜ、あれ。』
『だって、みんなは動画を何回か見て気付いたんでしょう?』反論してみる。だが。
『私は一発でわかった。』
恋愛マスターゆうみちゃんと紗香ちゃんが同じLINEをしてくる。
『朝比奈さんは大人としてあなたを見守ろうとしていたけど。』
『でも、もう自分の気持ちを抑えきれなくなって、沙織、あなたの愛に応えて。』
『あなたの愛をもっと、と彼も求めていた。』
まさか。
『まさか、って思ってるでしょ。沙織。』
う。見えてんの?
『私。このルンバ踊っている時にね。』
あの時の決心をみんなに送ってみる。
『この初恋に終止符打つつもりで、最後に彼に思いっきり気持ちを込めて踊ってたの。』
この文面を送ってから、しばらく誰からもLINE返信がなかった。
心配になって来た時にゆうみちゃんから返信が来る。
『どうして?』
『叶わない恋心だと、思ったから。』
『なぁ、沙織。このURLとこのURLの動画一回見てみろ。』
2つの動画のURLを提示される。
『見てる間、みんな待ってるから。』
この言葉を見て、PCを立ち上げURLを入力する。
う。物凄い再生回数にいいねだわ。
再生して見てみる。