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漏らしちゃったの?
第2章 海の秘密
3


いつも通勤で使う駅。ラッシュが重なって、人がごった返していた。

トイレに行きたくて、女子トイレに行ったのに、並ぶ列はすごい行列で。

最後尾に並ぶわたしは、最初は余裕だったけれど、幾度となく尿意の我慢が限界を超えそうになる。

足をぎゅっと閉じたり擦り合わせたりしながら、何とか待っていたのだが、もう膀胱が破裂しそうだった。

これはだめだと思って、他のトイレを探し始めて、ようやくトイレに座る。


便器の中に、排尿音が響く。

ジョボジョボジョボ…………


トイレで用を足している、そのはずなのに。
股の間に、お尻に、背中に、じんわりと生暖かい感覚が広がっていった。

その違和感に、ようやく気づいて、まぶたを開ける。

待って、これは夢だ…………




目を覚ますと朝。

アラームがけたたましく鳴っていて、自分の意思では止められなかった排尿が、布団の中で終わっていた。

ぐっしょりと濡れたシーツと、明らかに汗ではないその臭いに、全身が凍りつく。

何度目だろうかと、酷く惨めな気持ちになりながら、深いため息が心の底をつく。

最近無かったから、調子が良いと思っていたのに。

うんざりしながら、泣きそうになりながら、無言で失禁処理をする。


恥ずかしい……


誰に見られているわけでもないのに、頬が赤くなる。



多少は、生理用のナプキンで防げるかな……

そう思って、今日はいつもより多めにバックの中に、生理用品を忍ばせた。



今日の仕事は、営業で外回りだ。


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