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漏らしちゃったの?
第2章 海の秘密

4
2件目の施設を回ったあたりから、膀胱に違和感を感じていた。
営業前に、トイレは済ませてきたのに…………
今日、一緒に回っている先輩は、あいにく男性の先輩。
気さくに接してはくれるけれど、まだ「トイレに行きたい」と気軽に言える仲ではなかった。
「ごめんね、午前中立て込んじゃって。あともう2件、回って終わりだから」
そう言われて来たのは、ようやく3件目の施設。
「いえ、大丈夫です」
笑顔で応えてはみたものの、お腹の中で何かがうごめく。
ナプキンは、夜用のものをつけている。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせる。
その反面。
そろそろトイレに行った方がいい。
体が出すサインを無視しながら、仕事にあたった。
2件目の施設を回ったあたりから、膀胱に違和感を感じていた。
営業前に、トイレは済ませてきたのに…………
今日、一緒に回っている先輩は、あいにく男性の先輩。
気さくに接してはくれるけれど、まだ「トイレに行きたい」と気軽に言える仲ではなかった。
「ごめんね、午前中立て込んじゃって。あともう2件、回って終わりだから」
そう言われて来たのは、ようやく3件目の施設。
「いえ、大丈夫です」
笑顔で応えてはみたものの、お腹の中で何かがうごめく。
ナプキンは、夜用のものをつけている。
大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせる。
その反面。
そろそろトイレに行った方がいい。
体が出すサインを無視しながら、仕事にあたった。

