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蒼い春
第5章 保健室の引きこもり生徒

「もし…もし応急処置してスッキリしたら
教室に戻ってくれる?」

はっ!

私ったらなんてことを言っちゃたのかしら。

その言葉で赤羽くんの目が爛々と輝き出した。


「ああ、約束する。
ちゃんと教室に帰るからさ…頼むよ~」

そう言って腰をグイっと突き出した。

「わかったわ、約束よ…」

奈央はベッドに腰掛けて
右手を伸ばして赤羽くんのイチモツを握った。

少し包茎の亀頭はピンク色をしていた。

先走り液を指で掬い取り、
それを肉茎と亀頭に塗りたくった。

潤滑油を得ると滑りがいい感じとなり、
シコシコと手をスライドさせてあげた。


「先生、あんた下手だな」

図星だった。
マスターベーションの手伝いはおろか、
肉茎を握ったのも
昨夜が始めてだったのだから。

 
「あんまり気持ちよくないな」

赤羽くんは相手が傷つくとか
そんなことはお構いなしに
ズバズバと本音で喋った。

悔しかった…

こんなに心をこめて
シコシコしてあげてるのに…

「じゃあ、これはどう?」

昨夜、覚えたばかりのフェラチオを
赤羽くんのペニスに施してあげた。

沢口にしてあげたように
舌でチロチロと亀頭を責め、
フルートを吹くように
肉茎をチュバチュバと舐めた。

それは沢口のモノよりも
若い男の香りが強烈だった。


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