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短編集 一区間のラブストーリー
第6章 第六話
電車で私の後ろに立った男をドアのガラスに写った姿を見てウットリしました。
だって彼は私の理想にぴったりのイケメンおじさんでしたから。
私のうなじにかかる彼のアルコール臭のする吐息にも
なんだかゾクゾクしていたのです。
そんな折、電車が揺れて彼の手が私のお尻に…
おまんこにビリビリと電気が走る感覚がありました。
こんなの初めてです。
誠実そうな彼は私に「すいません」と謝ってくれました。
そう、彼は酒を飲んでも飲まれないタイプなんです。
私は彼に一目惚れしました。
そして電車の揺れを利用して、何度も彼の手にアタックをかけました。
恐縮そうにしてる彼が可愛くて
そのうちに電車が揺れなくてもヒップを彼の手に密着させていたのです。
あ・うんの呼吸という奴でしょうか、
彼は私の意図を汲んでくれて指で軽やかにヒップを責めてきたのです。
もう股間は愛液でヌレヌレでした。
もっと大胆に触って欲しいと願うと同時に彼の降車する駅に着いたようで、
彼は人混みに紛れて降りてしまったんです。
火の付いた体を鎮めてもらうには抱いてもらうしかありませんでした。
私も慌てて電車を飛び降り、ホームを歩く彼を見つけて
必死に腕を取ってつかまえました。