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離島性体験 〜M男君〜
第2章 1986年に5月に起きた悲劇
両親は土日の休日を使ってプチ温泉旅行が二人の楽しみだった。しかしある日、災害に巻き込まれてしまった。

卓郎の頭の中で繰り返される。

朝だ。朝だった。いつも通りならこんなことにはならなかった・・・

次の日、卓郎は走ってた。ひたすら走って走って走った。もう声が出せない。立ち止まった二人の前で膝をついて現実を呪った。



昨日の夜、卓郎の母親は電話で「雨がすごいから早めに帰るよ」そう言って電話を切った。その言葉が最後の声だった。



事故当日、ボーリングから帰ってきて卓郎は事故の事情説明を受けた。朝、8時に土砂に巻き込まれ10時にはヘリで運ばれた。皮肉なことに巻き込まれたのは偶然と言わざる得ないタイミングだった。



二人が生死をさまよってる時に卓郎はボーリングの球を投げてた。ひたすら投げて店舗主催の大会で優勝した。

トロフィーを片手に帰宅し暗い部屋で留守番電話のランプが点滅していた。

「留守番電話、20件です。玉城さんのお宅でしょうかご家族が事故にあいました。」

床から高い金属音がなると卓郎はパニックになった。電話をかける指が震えてうまく押せない。

くそっ、くそっ。嘘だ!!

病院の場所を聞いてタクシーに乗った。そして走った・・・。







再会した時には植物人間だった。生死をさまよう両親は悲しく機械で動かされてた。

「息子さんですか?」

卓郎は立ち上がった。ショックで泣くこともできない。受け止められない現実。これからの自分のことばかり考えていた。
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