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蜜と獄 〜甘く壊して〜
第2章 【快楽主義の射精術】
言われた通りしゃぶられるのでその指を下顎に引っ掛け口を開けさせたら「舌出して」とお願いする。
膝で立って見下ろすように私はその舌の上に唾を垂らしてあげました。
歓喜しながら飲み込んで笑い合う。
普段はやらないオプションだ。
特別感を抱いてもらえたらそれで良い。
「大好きだよ、リリカちゃん」
「エヘヘ、私も大好き」
ギュッと胸に顔を埋めるよう抱き締めてあげたら余計興奮させちゃいますね。
そこ、狙ってます。
「緊張して変な汗掻いちゃいましたけど、匂いますか?」
わざと脇の方に顔を擦り付けさせて嗅がせてあげる。
本当に嗅いでるから犬みたいで笑いそうになる。
「何でこんなに良い匂いなの?リリカちゃんの体臭の香水とかないかなぁ?」
「今日はたくさん嗅いでも良いですよ」
「え、本当に!?嬉しい!」
「あ、でも触れるのはイレギュラーなので言ってくだされば……うーん、上半身だけですけど」
「それだけで興奮しちゃうよ……本当に良いの?」
「それ、私も同じく興奮しちゃいますから」
「リリカちゃんのうなじ……匂いたい」
「んふ、良いですよ」
ソファーの隣に背を向け座り、長い髪を片側に寄せてうなじを出してあげる。
顔を近付けてクンクン匂いを嗅いで少しくすぐったい。
お客様の吐息がうなじにかかって思わず照れ隠しの甘い声が漏れてしまいました。
「ちょっとそこ弱いのでこのくらいで」と照れてあげると悦んでくださいます。
「どこのシャンプー使ってるの?凄く良い匂い……香水つけてるの?毎日嗅いでたい匂いだ」
香水はつけていない。
嫌がるお客様も居るから。
シャンプーくらいだったらまぁいいか、と使っているメーカーを伝えたら早速その場で携帯で調べ出した。
「コレ?」
「えっと、はい、そうです……え、買われるのですか?」
「とりあえず10本は買う、リリカちゃんと同じ匂いだもん」なんて言うお客様の腕を組んで肩に頭を乗せたら更に悦んでくださいますよね。
ラブラブ感をたっぷりどうぞ。
「俺、このまま死んでも良い」
「ダメです、死なないで」