この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Kiss Again and Again
第7章 甘い生活

 前回とは違って 純子ちゃんはカートは引いて来なかった。 純子ちゃんもほのかちゃんも パジャマもどきと歯ブラシは持参してきた。

 前と同じスーパーでお買い物をした。
 「ねぇ パスタなら作れるよ」 せっかく申し出たのに 却下された。
 「そんなお腹にたまるようなものを食べたら 飲めないじゃん」
 確かに このふたりは お酒が強い。
 「へぇ。。。 得意料理は納豆のあゆが そんなことできるようになったんだ」
 「男の力は 侮れない、ね」
 そして 口が悪い。

 「ほのが Jの名前を忘れたなんて 嘘よ。 初めての男を しかも 最高のセックスをした相手のことなんか 忘れるはずないじゃん」
 ソーセージの種類を選びながら 純子ちゃんが言う。 こんな場所でする話じゃあないけど。 純子ちゃんも 同じこと考えていたんだ。
 「きっと ひどく傷つくことがあったのだと思う」 粒マスタードの小瓶を手に取り わたしも言った。
 「そう。 何か大きなものを失ったとか。 ほのにとって とっても辛いことがあったのだと思う」

 それは 今日は その話には触れないでおこう、という 暗黙の了解だった。



 恋愛、って やっかいだよね。

/464ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ