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Kiss Again and Again
第7章 甘い生活

 海とのベッドの中の出来事を 遠慮のない質問で 散々暴露させられ 「問題あり」の烙印を押された。

 オーガズムを経験したのは あの時だけだった。 相変わらず 海は 逢うとわたしを抱く。 そしてとても気持ちよくしてくれる。 なのに「イク」ことはできなかった。 申し訳ないようなセックスが続いていた。

 何気にすごいふたりの友は わたしの初心さを心配した。 わかりやすくいうと”未熟”ということだ。 確かに 海は百戦錬磨の強者で わたしは未熟者。 
 口には出さなかったけど 海が わたし一人で満足するとは思えない、というのが 三人の同じ考えだった。

 純子ちゃんは 「どんなに怖くても 必ず両目を開けて 男を見るのよ」と言った。
 ほのかちゃんは 「やらせすぎて 飽きられるんじゃあないよ」と言った。

 未熟者 心に留めておきます。

 恋バナが ひと段落して ゼミの話なんかしていると 二人から気を遣われていることに苛立ったほのかちゃんが やけっぱちな口調で
 「そーよっ。 Jにとって 私は二番目だったのよっ」

 あーあ とうとう言わせてしまった・・・
 純子ちゃんが わたしをちらりと見た後
 「別に 聞きたいわけじゃあないから・・・」

 「別に 話したくないわけじゃあないっ。 Jにとっては 私は二番目だったのよ。 とにかく 一番じゃあなかった、ということ」

 「そう。。。 つらかったね・・・」

 「つらい、なんてもんじゃあないわよっ。 天使のように可愛い15歳の女の子が 26歳のおっさんに負けたんだからっ!」

 「えっ?」
 「えっ?」

 「そーよっ。 Good looking の18歳の少年の本命の恋人は 26歳のおっさんだったのよっ。 こんな信じられないような経験 話したくないわよっ」

 ほのには申し訳なかったけど 純子ちゃんと クッションに顔を埋めて 笑った。
 「ほの・・・ ごめん・・・」
 「おかしくない・・・ 笑っている・・・ わけじゃあ・・・」

 26歳のおっさんと 18歳の美少年の恋愛。 どんな、よっ。

 カリフォルニア 万歳、だ。


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