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Kiss Again and Again
第8章 それから

 「おいで」
 用意されていたバスローブを濡れた身体にまとい ベッドルームに戻った。
 「シャンパンが残っているから」
 並木道で乾杯した残りは ふたつのグラスをいっぱいにはしてくれなかった。
 「あ・・・ わたしは もういらないから」

 海は 自分のグラスのシャンパンを一気に口に含むと そのまま口移しでわたしに飲ませた。 うまく受け止められず零れたのを バスローブの袖口で拭うと
 「あゆも 飲ませて」
 言われた通りにすると ごくごくと咽喉を鳴らせて飲みおろした。
 「もう 気が抜けてるね。 でも美味しかった」

 どこが、とかはわからないけど なんだか 海はいつもと ちょっと違う。

 「くわえて」
 言っていることの意味はわかるのだけど いつもと声の調子が違う。
 バスローブを左右に開くと そこにはさっきまでわたしの中に入っていたものが 大きくそそり立っている。 目を閉じて 言われた通りに口に含むと
 「ちゃんと 目を開けて 僕を見ながらやって」

 それは 恥ずかしかった。 見降ろす海の目が 次第にぎらぎらしてゆく。 いつもだったら 髪を撫でてくれたり 頬に優しく触れたりするのに ただ ぎらぎらした目で見降ろしている。

 顎が疲れるまでフェラチオをさせた後 海はわたしを ベッドに投げ上げた。
 コンドームを着けると 濡れ具合を確かめるように秘所に指を入れた後 いきなり入ってきた。 待たされ焦らされたた身体は 戸惑い 逃げようとした。
 「舐めて欲しかった?」 耳元で囁く。

 あぁ。 今日の海は サディスティックなんだ。
 なぜ?

 いつもは わたしの反応を確かめながらしてくれるのに 今は 自分の欲望を満たすためだけに突き進む。 それでも さっきの残り火のせいで すぐに昇りつめた。 
 海も 勢いよく 果てた。


 疲れ果てたに2匹の獣のように 広いベッドの上で それでも寄り添って眠った。 

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