この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Kiss Again and Again
第8章 それから

 お湯の温かさに 四肢がほぐれ 心もゆるやかにほぐれてゆく。

 「温まった?」
 「はい。 おかげさまで」
 その言葉に くすりと笑い 淫らな手を伸ばしてくる。 片手は 小さな乳房を下から持ち上げるように揉みはじめる。 久しぶりなのに 身体が覚えていることに いつも驚かされる。
 「うーーーん。 勃ってきた」
 このいやらしいことを言う口を どうにかしなくては。 首を捻って キスをする。
 もう一方の手は 下に伸びてくる。 2本の指が花びらをとらえ 擦り合せる。
 「あ・・・んっ」 こらえようとしても 声が出る。

 海は 浮かぶ赤い花びらを わたしの瞼に貼り付けた。
 「こうすると あゆの顔・・・ いやらしい」
 自分が どうなっているのかなんて・・・ 想像もできないけど・・・
 耳を甘く噛みながら 「ここ すきだよね」 小さな突起を 摘む。
 いつも そこを触られると 身体が跳ねる。

 自分で目を閉じているのと 何かで塞がれているのとでは 違う。 世界という四角い箱に 快感という綿を詰め込んでゆくような 得体の知れない戸惑い。

 「こうされるのも すきでしょう?」 押し潰し ゆっくり回す。
 「ほら・・・ 大きくなってきた」

 さっきまで 凍えて塞ぎこんでいた身体が 10本の指で 熱く疼いてゆく。

 浮力で 間単に自由になる身体を 前方に押し付け バスタブの縁を掴まされる。
 「あゆの背中に 花びらがくっついていて なんかエロい」
 海の大きくなったものが 後ろから入ってくる。
 「しなやかなこの背中を見ながらするの すきなんだ」
 海が突き上げるたび 何かにぶつかって痛いような感覚が 快感なのだと すぐに気がついた。
 乳房はきつく握り締められ 敏感なところは捻り潰されようとしているのに 快感はどんどん膨らんでゆく。

 「だめ。 いかせてあげない」
 「え・・・」 海がそんなことを言うのは 初めてだった。 動くのを止めた海は 乱暴にわたしの顎を掴むと 荒々しいキスをした。
 「いつもは おすまししているあゆの そんなもの欲しげな顔 いいなぁ」

 いつも おすまし、していましたか?

 名残惜しそうな じゅぽん、という音をたてて 海は出ていった。

/464ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ