この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Kiss Again and Again
第10章 裏切り

 翌日曜日の朝食は 樹さんが用意してくださったもので 豪華だった。
 こんなことしていただいたら 病みつきになりそう。


 「あゆちゃんって さぁ そのスレンダーボディのせいもあってか 男が 何かしてあげたい、 何か手助けできることはありませんか、みたいに思わせるところが あるんじゃあない? だからぁ 僕にできることはありませんか? 抱きしめてほしいとか?」
 「いいえ 樹さん。 今 いい男には シールドバリア張り巡らしているので。 せっかくですが 何もございません」
 「じゅんから 何かよくないこと 聞かされた?」
 「いいえ。 そのいい男オーラが 今のわたしには 毒牙としか思えませんから」
 「そうだね。 今は無理でも 必要とあらば いつでもお声がけください」
 「ないと 思います」

 「じゅん。 お兄様って 傷ついている女なら 誰でもいい、とか ある?」
 「ある、かも」
 「お前も 同類だろうが。 じゅんには悪い癖があって 駄目男が好きなんだよ」
 「あゆぅ こんなのがいてもよかったら いつでも またお泊りにおいで」
 「あゆちゃん こいつがいなくても いつでもお泊りにおいで。 大歓迎だから」


 家族、って いいなぁ。 じゅんとお兄さん さいこー。

/464ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ