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Kiss Again and Again
第2章 大学生活
 「愛美ちゃん 初めておうた時 青木と 自炊の話してたの 覚えてる?」
 そんなこと あったような。
 「青木が ”自炊してるなんて えらいね” ゆうたら ”昨日は 3品作りました”って 自慢げに。 ”3品も? 何 作ったの?”って青木に聞かれて ”ご飯と お味噌汁と 納豆です”って」

 え・・・それが?

 「それっ ボク どつぼで。 このこ なんちゅーこや、思うて」
 「それから 愛美ちゃんに 夢中や」

 ご飯と お味噌汁と 納豆で こんな美形のゲイを おとせるの?

 「なんか 愛されて 大事にされてた子なんやろうな、と思うて」
 「もう 愛美ちゃんの ヘタな関西弁も聞かれへんようになるんやなぁ」

 一年以上も東京にいて 関西弁を使い続けている高梨さん。 こんな風に いなくなってしまうような予感はしていた。

 「さむうなってきた。 どっか入ろうか?」
 そう言うと ジャケットの下からマフラーを引き抜いて わたしの首にかけた。 高梨さんの体温を含んでいて温かい。 マフラーごと引き寄せると キスされた。 冷たい唇が 下唇をはさみ 次は上唇をはさむ。 柔らかくてなめらかな唇。



 わたしの ファーストキス。

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