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Kiss Again and Again
第13章 十四夜

 「えっ・・・ うそ・・・」
 「だから 言ったでしょう? 揉んだりこねたりが 天職だから」

 お腹の奥の方に ずーんとした感覚。 本当に 樹さんが中にいる。

 「あゆちゃんが “いや”って 言うのが 好き。 なんか 精一杯我慢しているような感じが すごくそそられる」

 耳元で囁かれるのと 身体がぴったりくっついているせいで 樹さんの胸から伝わってくる振動で 快感が次第に高まってゆく。

 「あゆちゃんの中 きゅっ、きゅっ、って 応えてくれる。 気持ちいい?」
 乳房への愛撫を続けながら クリトリスをいじるのも止めない。

 わからない・・・ 樹さんは 動いていないのに なんだか・・・ なんだか・・・ 

 大きな高まりが迫って来るから 樹さんの腕につかまった。
 「いって」

 その言葉に 身体を解放した。
 大きなうねりに 「いやぁ・・・」 

 樹さんが 強く抱きしめる。 そのまま しばらく放そうとしなかった。


 ぐったりと 浴槽の縁に 頭をもたせかけていると
 「本当に のぼせちゃった?」
 弱々しく頷くと 樹さんは 簡単にわたしを抱き上げ 作り付けの長椅子まで運んでくれた。

 「ごめんね。 あゆちゃん 大丈夫?」

 大丈夫、じゃあ ないかも・・・ でも 「ごめんね」でも ないと思います。
 こんなにたやすく樹さんの愛撫に馴れて 溺れてゆくのが 怖くもある。


 これが 『愛のないセックス』だとしたら どーしょう・・・

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